ナースステーションが苦手

前回のつづきです。

通常の病棟に移動した弟。
5年前に入院したときと同じ個室ということもあり、
「骨折でまたここに戻ってくるとはなぁ・・・」
という想いが去来。

母に今後の流れを尋ねると、弟は内蔵の持病があるため、まずはここで数日間様子を見て体調を落ち着かせるとのこと。
そして仙台市内にあるリハビリが出来る病院に転院するんだそうで。
俺としては車で来るにも支障がないこの病院で完治するまで居て欲しかったのですが、それは無理なようで転院は確定。
と、なれば街中まで車で行かなければいけない可能性があります。
「地下鉄やバスもあるじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、やはりこういう時って車で行き来した方が圧倒的に時間短縮の上、楽なのです。
母も運転できるとなると特に。
5年前の父と弟の入院でこの事は経験ずみ。
そのため、ちょこっと前に仙台の街中を走ったりしたわけです。
この問題に関しては何とかなりました。

で、ですよ。
この入院した時に個人的に辛いのは、面会などに行った歳、ナースステーションの看護師さんたちに見られること。

みなさん、忙しく働いておられるじゃないですか。
だから誰も俺のことなんて見ていないとは思うのですが(笑、こういうときに俺っていうのは肩身が狭いもんで。
前にも書いたかもしれませんが、俺は「自分の芯がない」人間なんですよね。
普通に仕事をしていたりすればそういうものがあるのでしょうが・・・。
それゆえに真っ当に働いている看護師さんたちを前にすると、己の無力さを感じずにはいられません。
現実では何も出来ない典型的なネット番長ですね(苦笑。

あと自分がイケていないことが分かっているから、自分より10~20歳下の複数の看護師さんたちに見られるのがしんどいです。
誰も俺にかっこよさを求めていないことは百も承知しているのですが・・・。
普段から己にとって楽な空間でしかコミュニケーションを取っていないペナルティは、こういうときにやってきます。

とまぁ、そんな感じでしんどいのですが、家族の大病という一大事です。
辛かろうと何だろうと、こういうときは協力しなければなりません。
自分のしんどさなんてどうでもいいこと。
特に俺の場合は時間に融通も利きます。
だからこういうときは出来る限りやるしかないのです。

と、それなりに腹をくくり、数回通って俺にも慣れが出てきて面会に行くのも苦ではなくなったのですが・・・。
ここで俺も母も予想していなかったトラブルが。

次回につづく

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