数少なすぎる楽しみを奪われたいま・・・

何週間か前に知ったのですが、今年もガキの使いの「笑ってはいけない」がないみたいですね。

日テレ大みそか「笑ってはいけない」3年連続見送りへ 復活含め検討も…代わるお笑い番組濃厚

最後に放送したのが2020年とのことで、今年で3年連続見送り。
若い頃なら3年前ともなればだいぶ昔のことに感じると思いますが、40半ばを過ぎ社会と繋がっていない俺からすると、ついこないだまでやっていたような感覚があります(苦笑。
だからそこまでの寂しさのようなものはありません。
見たければ動画配信サービスで過去作も見られるわけですし。

しかし・・・。
無くなってみて思うのは、俺にとって「笑ってはいけない」は大晦日の一大イベントだったのですよ、間違いなく。
毎年きっちり録画して、元旦の午前中に起きてじっくり見る。
日々の生活の中でイベントというものがめったに発生しない俺にとっては数少ない楽しみの一つで、2006年から2020年まで毎年楽しみにしていました。
気がつけばそれが完全に習慣になるほど。
録画しないなんてのは絶対に考えられませんでした。

それと俺は「RIZIN」も楽しみにしていました。
RIZINの大晦日は2021年まで放送されていましたが、これも録画はしていました。
大晦日の夜はその上でちらちらとRIZINを見ながら過ごす感じ。
他の番組はチラ見する程度。
紅白はもう十数年前から興味を一切失ったので見ていません。
後でネットで大晦日の紅白のことが話題にあがったとしても、まったく悔やんだりすることもありませんでした。
「ふーん」という感じで気にならないのです。

なので俺にとっての大晦日は「笑ってはいけない」と「RIZIN」が楽しみの主軸でした。
録画したものを元旦に見て楽しむ。
俺にとってはそれが1年のはじまりで、毎年本当に楽しかったのですよね。
このときばかりは辛い現実を忘れられるといいますか(笑。
録画したものを見て、タダで6時間以上たっぷりと楽しめる。
俺のような人間にとってこんなにありがたいものはありません。

で、それが去年は丸々なかったわけです。
いざ大晦日を迎えたときは、自分が考えていた以上に喪失感が大きいものでした。
「うわ、今年はなにも見るもんねえな」と。
親戚などに会いに行く予定もない俺は、「元旦もなにもやることねえな」と(笑。
どのみち家にいるだけなのですが、長いこと楽しみにしていたものがスッと無くなったのは想像以上にショックが大きかったのです。
このときに「こんなに楽しませてもらっていたのか」と気づかされました。

「いつも当たり前のようにあったものが、無くなってからその大切さを知る」というのはよくある話ではあります。
が、無くなって見て改めて過去作を見てみたりすると、
「こんだけのことを毎年やっていたというのは偉業すぎる」
でした。
毎年毎年求められる期待。
毎回「今年はイマイチだった、つまらなかった」など評されることもある笑ってはいけないでしたが、あのボリュームで続けていただけでとんでもない事だったんだなぁと、今はしみじみ思います。

というわけで、大変なことは承知しているのですが、何とかまた復活してほしいなと。
ダウンタウンさんが還暦を迎え、ガキの使いメンバーも全員が高齢者のようなものです。
だから若い時と同じような無茶は出来ないことは分かっています。
ただ、規模を小さくしてもいいから、出来るなら大晦日の特番として復活してほしいです。
これ以上歳を重ねたら、それこそ体力的に厳しくなる一方ですし。

もちろん、6時間とは言いません。
その半分の3時間・・・いや2時間でもいいです。
コロナ禍も収まった現在。
可能であれば来年は復活して、また大晦日に楽しめることを願うばかりです。

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