前回の記事の続きです。
超ヒマなバイトの日。
気を使って次の時間帯の人が行っている掃き掃除をしたわけなんですが・・・。
掃き掃除がほぼ終わり、後はちり取りでゴミやホコリを回収しようとしていたとき、予想していた通り社員の1人(社員A)が通常の時間より40分ほど早く出勤してきました。
社員Aは自分と同年代で、会社でのポジションはおそらく社長の右腕的存在。
2年半前に自分がバイトを始めたときにはすでにいましたが、これまでほとんど仕事のこと以外で会話をしたことはありません。
まぁ簡単に言うと、俺とは「ソリの合わない人」。
でも、これまではそれでもほとんど問題ありませんでした。
自分が引き継ぎ時に合うのは、フジ子さんをはじめとしたパートさんたちなので。
だから相性が悪かろうが、特に仕事には影響がなかったのですが・・・。
と、そんな社員Aが出社してきました。
そして、掃き掃除をやっている自分にこう告げてきました。
「あ~、きのうの閉店際に掃き掃除はやったんだよね」
・・・・・・。
この日、バイトを開始してから、普段は置かれていないバケツやモップを見てはアレコレ考え続けた自分。
そして導き出した答えが、「少しでも社員さんたちの負担を減らすために、掃き掃除をやっておこう」だったわけですが・・・。
まぁ社員Aに失笑されることを恐れて深読みしすぎてしまったのですね(苦笑。
で、俺がまず思ったのは“だったらメモの一つも残してくれれば”。
でも向こうからすればおそらく、「この状況を見れば掃き掃除ぐらいおわってんの分かるだろ」感があり・・・。
まったく親しくない間柄でのこういう行き違いというのは、兎にも角にも険悪な雰囲気になりますね。
お互いいい大人なので口には出しませんが。
ま、この掃き掃除は俺が勝手にやったことです。
置かれていたバケツとモップを見て、いろいろと推理してやったこと。
そしてこのようなちょっとしたすれ違いのようなことは、仕事をやっていればよくあることですよね。
社員Aも「掃き掃除をやっておいて」なんてメモは残していなかったわけですから、そこに非はありませんし。
ただ・・・・・・。
「ちょっとでも次の時間帯の負担を減らしておくか」とやったことが無意味だったことが分かったときは、やはりショックでした。
で、更に重要なポイントは、このときの相手が社員Aだったこと。
というのも、これが例えば社長や店長相手だったら、「きのうの閉店際に掃き掃除をやった」と聞かされた時点でこう返します。
「いやいや、勘弁してくださいよぉ~、また掃き掃除やっちゃったじゃないですか~」と。
で、それを聞いた社長や店長は、
「あ~すいません、これからはそういうときはメモでも残しておきますね」
となって、自分も「まぁいいやw」でスッキリと終わることが出来ます。
でもそういうことが一切言えない社員A相手だと・・・。
こういう冗談の一つも言えないような関係でこういうことをやられると、心の中に消えないようなモヤモヤが発生するのです。
いやね、本当に「モップお願いします」とかメモを残してくれれば、俺も社員Aも何一つイヤな気分にならず、仕事もスムーズに進むというのに・・・。
と、そんなことがあり、また一つ学びました。
それはこういうケースの場合、
「考えたところで分からないのだから、普段とは違う状況だったとしても一切気にしなくていいんだ」
ということ。
前回同じようにヒマだったときに掃き掃除をしていたとしても関係なし。
社員からの指示がなければ完全にスルーすることにしました。
「少しでも負担を減らそう」と余計に気を回した自分がバカでした。
だから今後こういう時間が空いたときは、自分が判断出来ることをやろうと思います。
アレコレ迷わずに出来る作業を探して。
ま、今回こういうことがあったということもあり、さすがに、「すごい時間空いていたのに掃き掃除やってないじゃん」とかツッコまれることもないでしょうから(笑。
俺ももしそれを言われたら、「いや、前にこういうことがあったんで」と返せますしね。
まぁ正直、お互いにちょっとした連携を取ればもっと楽に仕事が出来るようになるだけに、会社としては何とももったいないことだとは思いますが・・・、こればかりは社員さんたちにメモの一つでも残すようにしてもらうしかありません。
まぁそこは社員の方がバイトを有効に使うために、ぜひ早めに気づいてほしいものです(苦笑。
これからは普段とは違う状況でも気にせずモヤモヤせず、己の時間帯の仕事を完璧に遂行していこうと思います。
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