メルカリで10人以上に物を売って分かったことがあります。
「全ては縁」だと。
メルカリでは気になった商品に“いいね”を付ける機能があるのですが、これが物によってエラい差がつきます。
ポンポンと“いいね”がもらえるような物もあれば、まったく“いいね”をもらえないものもあります。
それを見て「これは売れそうだな」とか「値段をもう少し下げた方がいいか」とアレコレ手を売っていました。
ある日。
まったく“いいね”がつかない物があったのですが、それに値下げの交渉がありました。
「2,800円から2,000円になりませんか？」
というもの。
それまでに1個も“いいね”がついていないこともあり、ちょっと迷いました。
このタイミングを逃すと、次のチャンスがいつ来るか分からないと思って。
しかし、冷静に考えた結果、見送ることにしました。
800円の値下げはあまりにもデカすぎると。
だからお断りして、その後は売れるまでの長期戦を覚悟しました。
が、数日後。
“いいね”が1個もつかなかった物が、いきなり2,800円で売れました。
これにはビックリ。
まったく反応がない物だけに、「さすがにこの値段では厳しいのかなぁ」と考え始めた矢先だったのです。
でもこうやって値下げをせずともあっさり売れた。
この事実に
「あ、全ては縁というかタイミングなんだなぁ」
と思ったのです。
売る側からすれば数百円単位でも惜しむようなものでも、欲しい人にとっては些細な問題というか。
「手っ取り早く手に入れたい」って人もいて、そういう人が物を見つけてくれたら値段とかたいして関係なくて売れちゃうものなんだなぁと。
金銭感覚はひとそれぞれということもあり、ある人から値下げ交渉をされたからといってもそれだけで決めるのは早計なんだと知りました。
というわけで、急ぎでないならそんなに値下げをする必要もないのだと思いました。
かなりの日数が経っても“いいね”がつかない物でも、欲しい人が見つけてくれたら一瞬で売れたりするから。
縁というか運任せですが、無理をして値下げをして売るよりは、こうやって待った方が精神的には相当楽です。
これからも値下げ交渉には安易に応じないようにする所存です（笑。
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