限界を超えた痛み

前回のつづきです。

薬を塗って落ち着くかと思っていた痔。
しかし・・・翌日に異変が。

朝起きて、糖尿病の薬を飲んだりコーヒーを飲んだりして過ごしつつ、
「きょうもタイミングを見て薬を塗っていこう」
なんて考えていたら便意が。
肛門付近に違和感を感じながらも、今までよりは良くなっているだろうと思いトイレに行くと・・・。

これが肛門付近に尋常じゃない痛みを感じます。
排便がいつものように出来ないのです。
何かが入り口付近を圧迫していて出せないという感じ。
薬を塗った後にこれなので、心底落ち込みました。

が、この後時間をかけて何とか排便。
出せたことは良かったのですが、出てきたのが細長い便。
痛みやいつもとの違いに焦りを覚えました。

というのも、普通に排便できないというのはかなりの恐怖。
この前書きましたが、俺は緊張するとお腹がゆるくなるタイプ。
どこぞの店に行ってお腹がゆるくなったとき、トイレがあれば何とかなりますが、そこで普通に排便が出来ずに異常な時間がかかるとなると、更に精神的に負担がかかります。
常に余計なマイナスイメージを持って行動する羽目になるわけです。
ただでさえメンタルが弱い俺にとっては死活問題。

で、生理現象だから簡単に避けられるようなものでもありません。
ほぼ毎日行うようなことなのに、その度に激痛が走る。
普通に排便が出来なくなるだけでこんなにも恐ろしいことを実感し、すぐに近くの肛門科がある病院を探しました。
前日は「薬を買いに行かなきゃ」だったのが、今度は「病院に行かなきゃ」になったのです。
このままなら生活に支障をきたすことは確実だったので。

んで調べた結果。
わりと簡単な行けそうな場所にある病院を発見。
評判も悪くなく、「行くとしたらこの病院だな」と決めました。
ただ、この週。
俺にしては珍しく予定が詰まっており、なかなか行くタイミングがない状態。
ちなみにこの時点では気づいていました。
「なぜ痛みが軽いうちに薬を買いにいかなかったんだ!」と(笑。
元旦の時点でヤバそうだと感じていたなら、4~5日あたりには買いに行っていればよかったのです。
それをせずにここまで悪化させてから買いに行くのが俺という男。
圧倒的な無能です。

と、そんなことを思っても後の祭り。
愚鈍すぎた己を恥じつつ、とりあえずは薬の説明書に書かれていた
「10日位使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この説明書を持って医師または薬剤師に相談してください」
とあったので、とりあえず10日ほどは薬を塗り続けて様子を見ることにしました。
ヤバい状況ではあるものの、肛門科に行くのは抵抗があります。
失うようなものがなにもないおっさんでも、見られるのは恥ずかしいのです。
まぁこんなことを言って手遅れになったら本当にバカすぎるのですが・・・。

で、このあたりの頃はとにかくちょっとしたアクションでも激痛が走るように。
車の運転席に乗り込むだけでも「ぐわぁっ」と痛いし、ちょっと物を取ろうとしたときも「うぐっ」となるほどの痛み。
そしてこのとき知ったのは、人間は普段から無意識に肛門を締めたりしているということ。
これが正常な状態なら何ともないのですが、俺のように肛門に爆弾を抱えていると、その無意識に肛門を締めたときに来る痛みがとにかく恐怖。
もう反射でなってしまうので避けようがなく、とにかく痛い。
だからこのあたりはブログの記事を書くことも出来ませんでした。
書き溜めていたストックをUPする形に。
お尻が痛いだけで人間はこんなに弱る。
痔の本当の恐ろしさを10数年ぶりに改めて思い知りました。

つづく

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コメント

  1. ジョイ より:

    痔が出ているなら、まずは指で、出ている痔を肛門内へ押し込むと良いです。

    痔は粘膜のうっ血なので。

    本来、肛門内に在るものが外に出ていて、それが肛門で絞められることでさらにうっ血します。

    塗り薬を痔に塗って、それを肛門内へ押し込んで塗布すると良いです。

    • kanimiso kanimiso より:

      ジョイさん

      丁寧なアドバイスありがとうございます。
      結局、今回はよく分からないうちに回復していました。
      また再びなってしまったときは、アドバイス通りにやってみます。

      コメントありがとうございました。

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